カメラの基礎知識から撮影テクニック、撮影に必要な機材とその使い方など、デジカメを買ってすぐの人にお勧めです。 撮影の説明に使っている写真が綺麗なので、今でもたまに見て、絞り値、構図、などを確認したりしています。 撮影の説明にもいいことが書いてあるので、たまに見ると、そうだと再認識したりもしています。
実は、デジカメを買って半年ぐらいして、初めて買ったのがこの本です。タイトルに惹かれて買いましたが、題材の写真も綺麗でアタリでした。 自然風景、人、都会、生きもの、花、祭り、料理、スポーツなどテーマごとの撮り方を掲載の写真を例に説明してあり、今でも見返しています。
最初のページから真ん中までがシャッター速度優先の解説、その後が絞り優先の解説となっています。 シャッタース速度優先なら、各題材の写真1枚について、シャッター速度を替えた5枚が並べてあり、どの速度が適正かを解説しています。 写真が並べてあるので、違う設定の違いが見比べ易く、ビュジュアル的にも分かりやすいです。
絞り優先、シャッター速度優先の専門書ではないのですが、いろんな写真が使われているので、その写真の絞りやシャッター速度を確認できます。 撮りたいと思った被写体から写真を探す構成になったいるので、撮りたい被写体がすぐに見つかります。
一つの題材につき、3つずつ違ったフレーミングを解説しています。 撮影現場の全景から、どの部分を切り抜いて作品にするかを、順を追って説明してあります。 春、夏、秋、冬に分けて題材があり、その季節ごとに、題材が豊富に掲載されていますので、だいたいの題材は見つかります。
15の被写体別で構図の基本が分かる一冊です。 最初に構図の基礎を学びます。3分割法以外の構図も色々解説しています。 そして、15の被写体(朝日・夕日、花、桜、渓流・渓谷、木、森・林、空・雲、滝、山、海、高原、湖沼、紅葉、雪、氷)を使っての実践です。